毛嚢炎ってなに?
毛嚢炎(もうのうえん)とは、毛穴の奥にある毛包に細菌が入り込んで起こる炎症のことで、主な細菌はブドウ球菌ですが、真菌であるカンジダが感染して起こることもあります。
毛嚢炎(もうのうえん)ができるとニキビのように赤みをおびた小さな腫れができるので、よくニキビと勘違いされがちですが、ニキビとは違います。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることが原因で起こる炎症で、同じ炎症でも起こる原因が違います。
毛嚢炎(もうのうえん)とニキビは全く違うものと考えましょう。
毛嚢炎(もうのうえん)は見た目がニキビに似ているため軽視されがちな炎症の一つですが、重症化すると熱をもったり、そこに激しい痛みが走ったりします。
最悪の場合には部分的に切開してバイ菌を外に出す必要がある場合があるほどに軽視できない炎症の一つです。
毛嚢炎(もうのうえん)は男女によって出来やすい箇所が違うのも特徴の一つです。
男性の場合には主に髭が生える部分にできやすく、女性の場合にはワキやひざ、デリケートゾーンにできやすいものと言われています。
基本的には1つだけできるような場合が多いですが、数個がまとまってできることもあり、かなりひどくなるケースも多いです。
男性の場合には髭が生える部分にできやすいため、特にニキビと勘違いしがちで、間違って潰してしまったりすることで悪化するケースもあります。
また髭の部分は無意識に触ってしまいがちな部分なのでバイ菌が増殖し、悪化しやすいです。
毛嚢炎ができてしまうのはなんで?詳しい原因を徹底解説
肌のバリア機能が低下している
肌のバリア機能とは、肌の表面にある角質層がうるおいを蓄えて、乾燥と外部刺激から肌を守る機能のことです。
つまり、肌を健康に保つためにはバリア機能が整っている必要がありますが、この肌のバリア機能が低下することで、毛嚢炎を引き起こすことがあります。
肌のバリア機能を維持するためには、肌がターンオーバーと呼ばれる新陳代謝をくり返すことで、角層細胞を定期的に入れ替えることが大切です。
しかし、睡眠不足や血行不良、バランスの悪い食生活などによってターンオーバーのサイクルが乱れてしまうと、肌のバリア機能を低下させている原因になっています。
日頃から規則正しい生活をしていないと、毛嚢炎のリスクが高まるということがわかりますね。
清潔ではない道具を使って除毛をおこなった
毛嚢炎は、清潔ではない道具を使用して除毛を行った際にも発生することがあります。
たとえば、清潔ではないカミソリを使って自己処理を行った後に、傷や毛穴から肌の内部に細菌が入り込んでしまうというケースです。
そのため、長期間使用していない道具や、浴室などの菌が繁殖しやすい場所に保管されていた道具を使う際には、菌が大量に繁殖していることもあるので、そのまま使用するのは避けるようにしましょう。
定期的に刃を交換したり、消毒をしたりなど、常に清潔な状態で使うようにしてください。
除毛を繰り返すことで肌がダメージを受けている
除毛を繰り返すことで肌がダメージを受け、毛嚢炎を引き起こす原因になることもあります。特に男性の場合、定期的にひげの手入れをしている方が多いので、心当たりのある方も多いかもしれません。
身だしなみとしては避けらないものですので頻度を減らすことは難しいと思いますが、カミソリではなく電気シェーバーを使うなど、適切な方法でお手入れをするように方法を変えてみてください。
必要に応じて、医療脱毛を検討してみてもよいでしょう。
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